映画のページ 【 1999年 】

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ここでは、私の見た映画(基本的に映画館で見たもの)の感想を書いていきます
(全部ではないです)。これから、見る映画の参考になる。かな?

映画館でのマナー

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WILD WILD WEST
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
WHO AM I
ターザン
白痴
マトリックス
ライフ・イズ・ビューティフル
少女革命ウテナ -アドゥレセンス黙示録-
アイズ ワイド シャット
ホーホケキョ となりの山田くん
菊次郎の夏
ムトゥ 踊るマハラジャ
流れる
黒蜥蜴
CUBE
ガメラ3 邪神復活
ラッシュ アワー
マーズアタック
宋家の三姉妹
マスク オブ ゾロ

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【 WILD WILD WEST 】

バリー・ソネンフェルド 監督

ヒロインのリサが、最初から最後まで嘘をつきまくるのは、宇宙船サジタリウスのルルに匹敵する^^;。
全体的にソツ無く造られていて、面白みに欠ける。

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【 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 】

秋本 治 原作

文句無く、面白い。
火薬は、爆弾にするのではなく美しい花火にするべき、というのは、
宇宙船サジタリウスのアン教授の台詞を思い出させる^^;。
悪徳企業に対する報復物語は、私(筆名前)の『サジタリ日記II』を思い出させる^^;。

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【 WHO AM I 】

ジャッキー・チェン 主演

やっぱり、面白い。
ジャッキーのあの天性の明るさは貴重。
ビルから落ちかけるスタントで本当に落ちかけて、それでもあの人懐っこい笑顔でいられるとは、凄いの一言。

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【 ターザン 】

ディズニー 作品

正統派ディズニー作品の基本フォーマットを外さないストーリー。ファミリーで安心して見られる作品。
信じられないスピード感とカメラワークがウリ。こういうのも好きです。

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【 白痴 】

手塚 眞 監督

坂口安吾の原作を手塚眞(手塚治虫の長男)が独自に解釈した映像世界。
ビジュアル優先のストーリー運びは、庵野秀明(『新世紀エヴァンゲリオン』)の感性にも近いか。

世界と折り合えない2人の男女の物語と言う点では、『無能の人』『
東京日和
(共に、竹中直人監督作品)とも通低するものがあるか?

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【 マトリックス 】

ウォシャウスキー兄弟 監督

ジャパニメーションを意識して実写化したようだが、まだまだな感じ。これからに期待。

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【 ライフ・イズ・ビューティフル 】

'98カンヌ映画祭グランプリ 作品

『ニュー・シネマ・パラダイス』に似ている。ちょっと、狙いすぎか?

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【 少女革命ウテナ -アドゥレセンス黙示録- 】

幾原 邦彦 監督

後半、主役がウテナからアンシーにスライドしてしまった…。
しかも、抽象化が行きすぎて作品としての纏まりが無くなってしまった感じ。
でも、もう1回は劇場に行きたい^^;。


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【 アイズ ワイド シャット 】

スタンリー・キューブリック 監督

キューブリックの遺作。
とことん作り込んだ世界は凄いが、その割にストーリーが平坦。
内面の心理のダイナミズムが画面に出てなかった感じ。
ラストの台詞も、軽い。

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【 ホーホケキョ となりの山田くん 】

高畑 勲 監督

月光仮面の場面がお気に入り。
高畑節は健在で、安心しました^^;。結構好きです。

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【 菊次郎の夏 】

北野 武 監督

天使の鈴は、ちょっと狙いすぎ。
最初の競馬の場面なんかは、もう少し短くても良かったのでは?
でも、良かったよ。

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【 ムトゥ 踊るマハラジャ 】

スーパースター・ラジニ 主演

これも、ミュージカル?インド流莫迦映画。

せがた三四郎似の主人公が暴れまくり、踊りまくる。理屈抜きに楽しめる映画。
皆あっけらかんと明るくて楽しくて踊りまくり歌いまくる。
正に、ザッツ・エンタテインメント!
今までサントラCDなんか買った事無いのに、衝動買いしてしまった^^;。

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【 流れる 】

成瀬巳 喜男 監督

場末の芸者小屋の人々の日常をお手伝いさんの視点から淡々と「流れる」ように描いたもの。
クライマックスもどんでん返しも無い。ほんとに、流れるだけ。

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【 黒蜥蜴 】

三島 由紀夫 脚本

’62年制作。江戸川乱歩の小説の戯曲化の映画化。ミュージカル?。

挿入歌のピンクパンサー調「くろ〜とか〜げ」という歌が耳にこびり付く^^;。
作詞も
三島由紀夫らしい。
台詞回しも三島らしく、ファンとしては楽しめた。

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【 CUBE 】

新人 監督

悪くはなかったが、特に取り立てて良かったわけでは無い。
心理劇に、幾何学や数学を持ってくるのが、西洋的かもしれない。
西洋の庭園がシンメトリィ(対称性)の美しさなら、日本の石庭、枯れ山水は非対称性の美学。上手く言えないけども、そんな感じ。

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【 ガメラ3 邪神復活 】

金子 修介 監督

特撮は凄かった。『ガメラ1』と比べたら相当進歩してましたね。
ハリウッドの特撮と比べても全然遜色無いと思います。ただ、役者の演技力は雲泥の差がありましたが…。
京都駅構内の戦闘シーンは、『新世紀エヴァンゲリオン』19話「男の戰い」を思い出してしまいました。うーん、燃えるねぇ。
でも、個人的な好みでは『ガメラ1』の方が好きです。
実は、『ガメラ1』『ガメラ2』の内容は、ほとんど忘れてるんですが…^^;。

庵野監督のメイキングビデオ『ゴジラ1999』も、面白かった。
やたらと、映画「ねじ式」のポスターが目に付いたけど、なんか意図があったのかな?

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【 ラッシュ アワー 】

ジャッキー・チェン、クリス・タッカー 主演

アクションが物足りなかった。ジャッキーは、いつまでも若い!
ハリウッドでも頑張って欲しい。

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【 マーズアタック 】

ティム・バートン 監督

莫迦映画^^;。

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【 宋家の三姉妹 】

メイベル・チャン 監督

富豪と結婚した「富を愛した」長女・靄齢、蒋介石と結婚した「権力を愛した」三女・美齢、孫文と結婚した「国を愛した」次女・慶齢の三姉妹の物語。
宋家の歴史は、ある時代の中国の歴史そのものだったようである。
そのため、物語の前提を説明するために時間を使いすぎてクライマックスが少しだけ。ラストも、尻切れとんぼの感は否めない。
宋家の歴史を3時間のフィルムに納めるのがそもそも無理があったのかもしれない。

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【 マスク オブ ゾロ 】

マーティン・キャンベル 監督

典型的なハリウッド映画のフォーマットに沿った作品。それ以上でも以下でもない。

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