漫画のページ

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今、読んでる漫画一覧

ここでは、私の好きな作家の作品を紹介しようと思います。

手塚 治虫
六田 登
ジョージ秋山
真崎 守
吾妻 ひでお
業田 良家(武井 伸彦)
小林 よしのり
藤子 不二雄
つげ 義春
えんど コイチ
秋本 治
富沢 順
華倫変
内田 春菊
桑田 二郎(桑田 次郎)




手塚 治虫

好きな作品 「火の鳥」(鳳凰編・未来編・復活編) 有名な作品ですね。特に鳳凰編は、全漫画作品の一つの到達点だと思っています。非の打ち所が無い、ほぼ完璧な作品です。凄いです。
「アドルフに告ぐ」  
「鳥人体系」  
他多数  
(リンク)
手塚プロダクションへ
宝塚市立手塚治虫記念館へ
手塚治虫漫画全集目録
手塚治虫メーリングリスト: 私も、参加させていただいています。よろしかったら、どうぞ。
手塚治虫と三島由紀夫



六田 登

「自閉症気味だった子供時代、似顔絵を描く事によって、自分の人格のドーナッツ の輪が閉じて、外の社会と接触できた−−漫画を描く事は自分を見詰める事だ」 (「マンガ基礎テクニック講座 No.33」より) 「ダッシュ勝平」のヒット以降ギャグマンガしか描かせてくれないのを 編集者を騙してまで「風炎」という作品(未見。誰か、持ってませんか?) を描いたそうです。それ以来、「描くテーマが無くなったら直ぐにペンを置く。 才能ではなく必要で描いてるんだから。」だそうです。かっこいい!
好きな作品 「F」 私は、モータースポーツは興味無いのですが、これは大好きな作品ですね。 特に、聖が死んで赤木総一郎に話がシフトしてからが俄然面白いです。 そう、私は赤木軍馬より赤木総一郎の生き方の方に興味を持ったのでした。 実際、赤木総一郎は最後まで前のめりに死んでいったのに、軍馬の方は、 若くしてなんか黄昏てしまっていたもんね。
「ICHIGO −二都物語−」  
「海が鳴くとき」  
「SKY」  
「かぼちゃ白書」  
「パブロフの犬ども」  
「獅子の王国」 最近結構外してる^^;作者ですが、これは久々に期待してます。こういう 見た事の無い外国の過去の世界をしっかりと描ける想像力を持った作家が もっといればいいのですが。
第1部「ダヴィデ」終了しました。第2部も完結したようです。
「千億の蟲」
(「オールマン」)
人生をギャンブルとして生き抜く両親とその子供の物語。
途中まで、調子良くストーリーが進んでいたので、打ち切りっぽいラストが、残念。
期待してる作品 「瑠璃」
(「週間オートスポーツ」)

連載中
「キン肉マン」「リングにかけろ」「魁!男塾」「釣りキチ三平」など、続編がブームの中、なんと『F』の続編まで始まってしまっていた。
「自動車専門誌」に連載と言う事で、全然気付いていなかった…。しかも、週間連載とは。
『F』のラストでも、燃え尽きて腑抜けになった軍馬に寂しさを感じたものだが、『瑠璃』に出てくる「その後の軍馬」は、更に情けない。単なる「馬鹿親父」になっている。
瑠璃の方が聡明なのは主人公なのでしょうがないが、主人公が乗り越えるべき「父親」である筈の軍馬が、単なる「当て馬」みたいで、昔の彼(軍馬)を知っているものとしては、寂しすぎる。
彼はもっと破天荒で一途だったはずなのに、命を燃やして突進していたハズなのに、自分の息子の事になると、驚くほど保守的で……仕方ないのかもしれないが……がっかりである。
小森のおばちゃまの方が、まだまだ現役だ^^;。
「頼むから 静かにしてくれ」
(「モーニング」連載中)
女性のライダーが主人公という、六田作品にしては珍しい作品になるか?。
連載終了作品 「たかこ -takako-」
(「コミックアルファ」)
珍しく原作付き。数回で完結。そこそこの出来。
「親愛なるMへ」
(「オールマン」)
まだ、予告のみ。Mとは、やっぱり宮崎勤死刑囚の事かな?。 …違うようですね。息子を殺された家族と、人を殺した少年との物語。 さて、この難しいテーマを「物語」でどこまで描く事が出来るか!?
どうも、最近ラストが弱い。
「BOX」
(「オールマン」)
「陽気なカモメ」以来の、本格ボクシング漫画?。
雑誌廃刊で、無理矢理終わった感じ。残念。
「歌麿」
(「漫画アクション」)
歌麿は、忍者だったと言う設定。絵師の心を描ききれるのか?…描ききれそうも無いなぁ…^^;。最近線が荒れているし。オーバーワークじゃないのか?
「シネマ」
(「ビッグコミックスペリオール」)
主人公サバニが、軍馬に似てる。昔のパターンの使い回しでは、『F』を越える作品には成り得ないと思うのだが…
「RETURN −リターン-」
(「漫画アクション」)
読んでない。面白くなさそう^^;。もう、終わってるのかな?
外し系作品 最近結構外してる作品が多い^^;
「バロン」
「ヤングマン」
「カメ −亀頭万太郎と俺物語−」
「悲しいネ」
「星々の宴 ☆ボクと彼女の間を見えない線でつないでいく心の星座物語☆」
「歓びの日々」等々


ジョージ秋山

初期のナンセンスギャグマンガから人情ギャグへ。そして、人肉食を扱った 「アシュラ」を経て、悟りの境地に至った「浮浪雲」に。しかし、この作家の 凄い所は、それでもまだお色気漫画「恋子の毎日」や救いの無い「ラブリンモンロー」 の様な作品も描けるという点でしょう。それでも、全作品に共通した「神の摂理」 に対する考えが流れている点もほとんど奇跡に近い。
『マンガ地獄変』(水声社)という本にジョージ秋山先生の対談が載っています。 六田登とは逆で、「漫画を描く才能があったから描いてるのであって、考えて 描くようになったらお仕舞だ。」という事です。これはこれで、かっこいい。
宗教に行きそうな寸前に立ち止まるバランス感覚もあるようです。
好きな作品 「パットマンX」 普通の人が、正義のために日夜奮闘する。おもろうてやがて悲しき・・・、 泣けます。
「ゴミムシ君」  
「花のよたろう」 ギャグマンガからシリアスに移行する途中の作品でしょうか、小学生の 女の子のお尻を強調したアングルが印象的^^;。これを見て六田登は、漫画家 に転向したそうです。
「ラブリンモンロー」 私は、この漫画でジョージ秋山を知りました。「物語る力」。
「銭ゲバ」 古典的名作。「世の中、銭ズラよ」。
「アシュラ」 古典的名作。「生まれてこなければ良かったのに…」。
「浮浪雲」 名作。「おねぇちゃん、いいウンコしてますか?」。
「オリは毒薬」 単行化されてないようです。してくれ!
「博愛の人」 独自の解釈の二宮金次郎伝です。
「世紀末悪女伝説 金権満女リカ」
(「漫画 アクション」)
この雑誌には、今まではお色気路線の物を連載していたのですが、今回は雰囲気が違いますね。これからどういう展開になるのか楽しみ!…だった。
「捨てがたき人々」
(「ビッグゴールド」)
今後の展開が非常に気になる。…だった。
「弘法大師 空海」
(「オールマン」)
初回から、かなり飛ばしています。 オールマンの読者が付いて来れるのでしょうか?
最近は、さらに暴走してます!打ち切られない事を願う!
…なんとか、円満完結。傑作!。
期待してる作品 「WHO are YOU」
(「ビッグコミック オリジナル増刊」

連載中
本名の秋山勇二名義の自伝的作品。奇作「告白」の続編!?。
期待大!。
「浮浪雲」
(「ビッグコミック オリジナル」)

連載中
 
連載終了作品 「生きなさいキキ」
(「漫画サンデー」
(実業之日本社)
「銭ゲバ」を彷彿とさせるような、ピカレスクロマン。
期待大!。
…えらく、あっさり終わってしまう。飽きたのか?^^;。
「デロリンマン -平成版-」
(実業之日本社)
あの、「デロリンマン」が、復活です!。大期待!。
「コミック伝説マガジン」の廃刊で、あえなく連載終了?。
(リンク)
万物流転 -ジョージ秋山ファンサイト-



【真崎 守】

(好きな作品)
「錆びついた命」

連作「錆びついた命」と連作「ひびく生命」を纏めた単行本。 2つのテーマの対比が見事。
「はみ出し野郎の伝説」
連作「はみ出し野郎の子守り歌」「はみ出し野郎の挽歌」「死春記」 を纏めたもの。言葉遊びと、レトリックの遊びがとても心地良い。
「老子」



【吾妻 ひでお】

ロリコンの教祖的に見られがちですが、その通りです^^;。 この人の凄い所は、本人も言ってる通り「思想が無い」点でしょう。 普通、シリアス漫画はもちろん、ギャグ漫画でさえそれらしい「テーマ」 を掲げてしまいがちですが、彼ぐらい徹底的に「テーマ」が無いと 却って清々しいです。これだけテーマが無くてなおかつ面白い漫画は 他にありません。間違いなく天才だと思います。
一時期失跡していましたが、最近復活しました。でも、又仕事が 減ってきましたな^^;。

(好きな作品)
「すみれ光年」
「ローリングアンビバレンツホールド」
「夜の魚」
「ななこSOS」
他多数

(関連)
・「吾妻ひでおCD−ROMワールド」

吾妻作品のデータベース。操作性はいまいちだけど、なかなか使える。
・「
ななこSOS for Windows
「バンゲリングベイ」(ファミコンソフト)以来久々のクソゲー (糞みたいなゲーム)泣きたくなる;_;。

・「ゴーマニズム宣言」 『第69章 わしは麻薬を作っている!』6ページ目の1コマ目の 右2つの原稿は吾妻の漫画ですね。 「ギャグ作家は4年で潰れる。」という実例に上げられとる^^;。

(リンク)
吾妻ひでお著作リスト
『不条理日記』元ネタ一覧
ななこSOS FC すーぱーがーるカンパニー
吾妻ひでおML




【業田 良家(武井 伸彦)】

とてつもなく、ギャグの才能がある人です。 後、俳句の才能もありますね。う〜む。

(好きな作品)
「自虐の詩」
「世直し源さん」
「源さん刑事」

源さんは、この他にも「ラブ男」とかにも出てきます。 なかなか面白いキャラクターです。また、活躍が見たいな。 良家童話の続きもどうなったのだろう。
「歌男」
「ど忘れ日本政治」(「Tip offシアター」改題)
「百年川柳」(「GOOD HOUSE SHOW」改題)
良家だから "GOOD HOUSE" ね。 政治4コマ、1コマ漫画で面白いものは皆無ですが ゴーダだけは別格ですね。原発ネタの4コマもあったな。



【小林 よしのり】

(好きな作品)
「いろはにほう作」

本来の題名は、「いろはに呆作」だったが自主規制で「ほう作」に なってしまったそうです。後半の恐ろしいまでのテンションの高さが 印象的でした。
「ゴーマニズム宣言」
「ゴーマニズム宣言外伝」
「新・ゴーマニズム宣言」(「SAPIO」連載中)
上記3作品、とりあえず読んでみて下さい。
ゴーマニズム宣言のページも作りました。 皆さんの意見も下さい。
『日本の論点'97』でも、薬害エイズ問題について描かれています。 推薦図書に自著を挙げている所は、御愛敬か^^;

(関連図書)
・「ゴーマニズム宣言・差別論スペシャル」(解放出版社)
・「新ゴーマニズム宣言スペシャル・脱正義論」(幻冬社)
・「知のハルマゲドン」(徳間書店)浅羽通明との共著
・「ゴーマニズムとは何か」(出帆新社)呉 智英編
・「オウム的!」(ファングス)竹内義和との共著
・「ゴーマニスト大パーティー1・2」(ポット出版)

(リンク)
14章問題について



【藤子 不二雄】

藤子・F・不二雄(藤本 弘)先生が、平成8年9月23日に亡くなられました。 謹んでご冥福をお祈りいたします。

(好きな作品)
「老年期の終わり」

藤子・Fさんと言えば「ドラえもん」を筆頭に児童漫画家という イメージだと思います(実際その通りですが。)しかし、氏は 青年向きや、SFマニア向きにも幾つかの短編を発表しています。 この作品は、その中でも私が一番好きな作品です。 題名は、SF小説の「幼年期の終わり」からとったようですね。
「大予言」
「エスパー魔美」
「みきおとミキオ」



【つげ 義春】

(好きな作品)
「無能の人」
「紅い花」



【えんど コイチ】

(好きな作品)
「死神くん」

名作。読者投票でも堂々1位の『心美人』は、超名作でしょう。
ぜひ、お読み下さい。

(期待してる作品)
「END ZONE エンド・ゾーン」(「月刊少年ジャンプ」連載中)
タモリの「世にも奇妙な物語」をベースに、少し不思議なショート・ストーリーをオムニバス形式で綴る。
心温まるヒューマンな「死神くん」風のストーリーも健在で、今後に期待が持てる。



【秋本 治】

(好きな作品)
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

ついに、100巻になりました。
この人の作品は、「Mr.クリス」とか「東京深川三代目」 等色々ありますが、基本的に「こち亀」1作品で ギャグからシリアス、人情、パロディ全て表現可能 なんですよね。
ギャグ漫画不毛の時代にこれだけの長期連載を 続けながらもマンネリに陥ることなく高い クオリティを維持し続けてきた事に、 素直に賞賛の拍手を贈りたいと思います。 パチパチパチ。アニメの方も面白くなってきました。

(リンク)
こち亀オフィシャルページ
こちら葛飾区亀有公園前派出所倶楽部



【富沢 順】

どちらかというと、マイナーな作家さんですが、 そのこだわりを持った作風が好きですね。 頑張って欲しいです。

(好きな作品)
「ガクエン情報部 H.I.P.」

学園のなんでも屋「H.I.P.(Highschool Intelligence Party)」 の活躍を描いたギャグ漫画。
「順ちゃんのオーエン歌」

「企業戦士 ヤマザキ」(「ビジネスジャンプ」連載終了)
働き過ぎのために過労死した山崎が、サイボーグ「企業戦士」 として復活した!その活躍を描く。現代の水戸黄門!?

「Trickster トリックスター」(「オースーパージャンプ」連載連載終了)
路上カウンセラーの物語。 10回で終わってしまった…。



華倫変

 『ヤングマガジン』に彗星のように忽然と現れた時には、かなりの衝撃を受けた。

 ペンネームは、華倫変(かりんぺん)。作品名は、『カリクラ(華倫変 倶楽部)』。

 連載開始早々に、自分のペンネームを冠にした連載を始めるというのも、
異例だが、その内容も、既成の漫画にない、斬新なものであった。

 『カリクラ』は、毎回読み切りの連作であるが、特に、古代の都を舞台に、
娼婦を主人公とした作品(「桶の女」)のラストには、吃驚した。

 次作の刑事物は、いまいちの出来映えであり、その後見掛けなかったの
だが、最近、連載を開始したようである。めでたい。

 今後が、非常に楽しみな作家である。

 2003年3月19日、心不全で逝去。…悲しい。
好きな作品 「カリクラ」(華倫変 倶楽部)
(『ヤングマガジン』講談社)
衝撃のデビュー作。(実際には、違うらしいが)
「下校中」
(『EROTICS F』太田出版)
 
「高速回線は光うさぎの夢を見るか?」
(太田出版)
遺作。



【内田 春菊】

実は、あまり真面目に読んだ事は無かったりします^^; でも、その世界観には惹かれるものがあります。 漫画のほかにも、小説、 エッセイ、バンド、パソコンと 精力的に活動されているようです。

(好きな作品)
「波のまにまに」
「私たちは繁殖する」

(リンク)
内田 春菊ホームページ
でんこちゃんのホーム



【桑田 二郎(桑田 次郎)】

「エイトマン」の作者と知ったのは、下記の作品を読んでからです。 自殺用の拳銃を所持していて銃刀法違反で捕まった事もあったようです。 その描線の美しさは、手塚治虫も認めていたようで、代筆を頼んだ事も あるようです。 今は、精霊と交信しながら漫画によって「神の意志」を伝える伝道師を されています。

(好きな作品)
「マンガエッセイでつづる 般若心経」

専門家から見れば、かなり独自の解釈だそうですが、般若心経の 入門書としても良いのではないでしょうか。
「マンガエッセイでつづる 魂の目」
「観音経」の解説です。上記と2作品、山田花子さんも読んでいたようです。 だからどうした^^;
「ムサシ」




石ノ森 章太郎先生が、平成10年1月28日午前2時33分リンパ腫による心不全 により亡くなりました。
手塚先生が亡くなられたのと同じ60歳。
あまりにも早すぎる死を悼みつつ、謹んでご冥福をお祈り致します。
最近訃報が多すぎる…。皆さん健康には充分に気を付けましょう;_;。


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