ゴーマニズム宣言

(沖縄を考える 1〜9)

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  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(1) けなげだぜ自衛隊 8月25日・9月8日合併号  
内容 今回から、新テーマ「沖縄」シリーズ開始。大増24ページ。
合併号で1回休みだが、いつもの3倍^^;。2歩下がっても、強引に3歩進む!。
感想 基本的に、「反戦平和。沖縄単体での自主独立。」を目指している(と小林が考えている)沖縄マスコミに対する、反発が基調テーマ。

わしは博多出身だが、 博多にいた頃は、 「博多っ子で日本人」と 思っていた。
(中略)
沖縄も 「沖縄人で日本人」で いいじゃないか!
「○○でもいいじゃないか!」と言うのは理屈では無いですね。「博多っ子で日本人で地球人」と思う人もいるだろうし、小泉八雲のように「ギリシア生まれで、日本は心の古里」と思う人もいるだろう。日本生まれでも、アメリカ人に帰化する人もいる。帰化の有無に関わらず、自分のアイデンティティを他人が「○○でもいいじゃないか!」と言う筋合いのものではないという事。

「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」について。
テロを警戒して 修学旅行が 激減したから だそうだ。
普段「沖縄の味方」を装って、 反戦・反日教育のために 生徒を沖縄の戦跡に 強制連行していたはずの 左翼教師が、 沖縄のピンチの時には 近寄ろうともしない。
「公」よりも 「私」を優先させる 者どもの、 これが正体だ!
小林は以前、柳美里のサイン会中止事件を「サイン会は言論では無い」(だから、中止に追い込まれた脅迫行為は言論に対する挑戦などではない。)という趣旨の事を言っている。
それを抜きにしても、生徒を危険に晒す判断をして、「玉泉洞」の経営危機や沖縄の観光事業を救うことが「公」だとはとても思えないのだが…。

沖縄には、内地とは別の独自の歴史と文化がある。今後の展開に期待する。

今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
日本は、アメリカの ケツばっかりふいて、 結局、アメリカに 食べられちまう ブタになりはしまいか?
米軍の再編で、 自衛隊が米軍と 一体化しすぎないように わしは望む!
沖縄は、軍事的な要所。日米安保条約の影の部分を一身に背負っている。
でも、それと「沖縄と内地との関係」(一国二制度)とは別問題だと思うが。
柱の言葉 沖縄は香港のような「一国二制度」を望んでいるのか?次回、さらに沖縄の実相に迫る!
おまけ 今回も、「応援レター」無し。
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(2) 米軍ヘリ墜落を怒れ 9月22日号  
内容 今回は、沖縄での米軍ヘリ墜落事件について。8ページ。
今回の
ゴーマン
君が代 歌っても、 国家主権に 鈍感な ナショナリズム なんか、 意味がない ではないか!
ごーまんかまして よかですか?
日米地位協定は 「運用改善」ではなく、 「改定」しろ! これは不平等条約だ!
普天間基地は 即刻、返還! アメリカの言うとおり 嘉手納基地に 統合すればよい。
自民党は、 辺野古のヘリポートを あきらめなさい!
確かに、不平等条約だ。
柱の言葉 これだけ国家主権を侵害されて怒りが湧かない者には、ナショナリズムを語る資格はない!
おまけ 今回も、「応援レター」無し。
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(3) 原宗教から現代の無関心の獄 10月13日号  
内容 今回は、沖縄と宗教について。増16ページ。
今回の
ゴーマン
たぶん 昔も今も 変わらないん だろうね。
ごーまんかまして よかですか?
日本政府と国民の 無関心は、 昔も今も変わらない。
これは 左翼が悪いという 話ではないな!
柱の言葉 本土の人間は沖縄に癒しを求めるくせに、沖縄に押しつけられている痛みにはなぜ鈍感なのか!
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(4) カネと利権と依存心 10月27日号  
内容 今回は、沖縄利権と依存について。増16ページ。
今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
ヘリポート ファック・ユー!
奇しくも左翼と 同じ意見に なってしまうが、 目的は違うんだぜ!
柱の言葉 ポチも左翼も利権屋も「沖縄論」を読んでどんどん腹を立てるがいい!「公」の思考なくして問題解決なし
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(5) 基地財政とウルトラマン 11月10日号  
内容 今回は、沖縄とウルトラマンについて。16ページ。
連載が16ページになってから、読み込むのに時間が掛かるようになった。各週発行なのに、小林のスピードに追いつけなくなって来た…^^;。
しかも、「沖縄」に関する描き下ろしも進めているらしい……振り切られそう^^;。
今回の
ゴーマン
「自主防衛」は 「単独防衛」ではない。
同盟関係はあってもよい。
同盟が従属にならぬためには 「自主防衛」が絶対に必要だと わしは言っているのだ。
ごーまんかまして よかですか?
だが、まずウルトラマンの 科学特捜隊のように、 自力で自国を守る 覚悟があるかだ。
若者よ、 考えるべきことは クソリアリズムから 脱出する道だ!
理想を捨てた国など、 守る価値もないぞ!
柱の言葉 日米同盟というクソリアリズムに「尊厳」や「大義」を突きつけることが沖縄問題解決の鍵になる
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(6) 米軍さま、思いやり予算です 11月24日号  
内容 今回は、米軍基地への「思いやり予算」について。16ページ。
今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
今、リアリズムだと 思われている現実を 変革する。
そのために 戦う魂があるかを、 わしは問う!
そこからしか、 沖縄の現状も 変えられないからだ!
柱の言葉 「アメリカ軍依存」というリアリズムを変革する意志を持つことこそ沖縄問題解決への第一歩だ!
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(7) 命(ぬち)どぅ宝・沖縄と琉球 12月8日号  
内容 今回は、「命(ぬち)どぅ宝」「物呉(ものく)いしどぅ我御主(わーうしゅー)」について。16ページ。
今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
「命どぅ宝」と 「物呉いしどぅ我御主」は 自立の思想たり得るか?
命と豊かさだけが 大切ならば サヨクもポチホシュも 我御主をアメリカに するしかあるまい!
柱の言葉 「命どぅ宝」ではない自立の思想を打ち立てることは沖縄だけでなく日本の課題でもある!
おまけ ・ 『新ゴーマニズム宣言』第14巻「勝者の余裕」、11月22日発売開始。
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(8) 琉球王朝と尖閣領海問題 12月22日号  
内容 今回も、沖縄にについて。16ページ。
今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
我々は、沖縄のことを、 日本国の成員だと 胸を張って主張できるほど、 親身になって考えてきたか?
「明」王朝よりも 沖縄を輝かせる責任が 日本には あるのではないか?
柱の言葉 「中国が怒ればアメリカに頼る」−−「パブロフのポチ」の法則から一刻も早く訣別しよう。
 
  タイトル 「SAPIO」  
沖縄を考える(9) グスクで守るべき聖域 1月5日号  
内容 今回は、沖縄の墓(カメヌクー)について。16ページ。
今回の
ゴーマン
ごーまんかまして よかですか?
我々は防御すべき 聖域を持って いるだろうか?
強固な城壁を作って、 空虚な生命と財産を 守るために、
我々はもう すっかり聖域を 手放したのではないか!?
柱の言葉 いくら強固な城壁を作ってみても守護すべき聖域が空っぽになっている−−それが今の日本ではないか


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