ゴーマニズム宣言の感想

(第145章〜第149章)

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mark 『第145章 無宗教の「国立墓地」なんかあってたまるか!』
(「SAPIO」 7月25日号)

今回は、首相の靖国公式参拝問題について。8ペ−ジ。


(本文、まだです。)



今回のゴーマン
ごーまんかましてよかですか?
「無宗教の墓地」なんて あってたまるか!
「国立墓地」 それは国が造る 新興宗教か カルト宗教だろう!

(おまけ)
・ 小林に相談無しに「つくる会」が教科書を自主修正した事について、怒っています。
まったくアタマに来た!次回、描くか?
牽制をしております^^;。



mark 『第146章 『新しい歴史教科書』最後の攻防』
(「SAPIO」 8月8日号)

今回は、「新しい歴史教科書」採択戦について。8ペ−ジ。


(本文、まだです。)



今回のゴーマン
我々は 子孫の代を 守れるのか?
ごーまんかましてよかですか?
子供たちに 少しでもまともな 日本の歴史の 「手がかり」を 与えることができるか?
日本人は いなくなるのか? 再生するのか?
『新しい歴史教科書』の 採択の結果が まもなく出る…!

「手がかり」がキーワードか?。なんにしても、悲愴な覚悟で挑んでいますな。



mark 『第147章 国会議員が知らない靖國合祀の真実』
(「SAPIO」 8月22日・9月5日合併号)

今回は、2本立て。1本目は、靖国神社公式参拝問題に関連して。8ペ−ジ。

まず、靖国の歴史。

「東京裁判」が 国際法上の根拠を持たない 戦勝国による 野蛮な報復の儀式に すぎないことは パール判事の 判決文はもちろん 今では世界中の 法学者の常識である
「世界の常識」なのかどうかは知りませんが…。

でも、考えてみれば戦国時代も「敵の大将の首」を取るのが目的だったし。「敗戦」で天皇の首を取られたくなくて、東条英機の首を差し出したのが日本の判断だったハズだし。

それをアメリカの蛮行と言うのも、それこそ「現在の人権感覚で過去を断罪している」事になりはしないか?

その後の歴史。サンフランシスコ平和条約発効後(戦後)、戦犯の名誉回復運動が起こった事。戦犯が靖国に合祀されている経緯などは、知らなかった事なので、興味深い。

つまり 国民の総意を受けて 国が彼らを ご祭神と 認定したのである!
それを今になって 中国政府に 気に入られたいから 外せ とは
最近の政治家は 「民主主義」の基本 すら知らぬ 政治家失格者ばかりだ!
それが、現在の「国民の総意」かもしれませんね^^;。中国に隷属するという…。

今年も7月13日から 4日間 「みたままつり」が行なわれ…
わしの献灯が飾られた
隣は 伊東四朗氏の 国を憂いた書だった
「兄よ父よ 祖父よ 今この國が おかしく なってます」(伊東四朗)
母や祖母の名が無いのが、ちょっと気になったりして^^;。

かつて「靖國神社国家護持」の 運動に携わった人々も もう その希望を口に出すことはない
「現在の日本に 靖國神社を守る 器量も資格もない」 からだという
これは、ある意味正しいでしょう。

伝統は、守り続けなければすぐに忘れ去られる。「大文字焼き」も「祇園祭り」も、うっかりしていればすぐに、失われるものでしょう。

そして、忘れられかけているものを無理に守り続けなければいけないかどうかも考えなくてはならないでしょう。それには、それなりの理由があるはずですから。又、無理矢理に延命しても歪な形で残ってしまう可能性もあります。

昭和54年 大平正芳総理大臣は 靖國神社の春の例会に参列し マスコミや野党の追及を受けて こう答えた
A級戦犯 あるいは 大東亜戦争というもの に対する審判は 歴史がいたすであろう というように 私は考えています
歴史に対する 裁きの権威は 一政治家になど ないのである それは後世に 委ねるしかない
大平正芳は 敬虔な クリスチャン だった
オチが効いてますが…。しかし、判断を後世に任せてしまって、総理大臣の主体というものを放棄するのは、幾らなんでも無茶なような気がする。大平の判断が、後世に否定される事もあると言う事だし。

日本国は堂々と 靖國神社を守る 器量を 取り戻さねば ならない!
それなくして 日本人の 復活はない!

今回のゴーマン

ごーまんかましてよかですか?
たった40〜50年前の 戦後の歴史すら 喪失した人間が 政治家の中にまで 繁殖してしまった
わしは 次の世代に 望みを繋ぐしかない と思って描いているが 果たして間に合うのか…

力強い宣言の後で、ふっと見せる郷愁。緩急の妙ですね。



mark 『第148章 Noisy Minorityと大新聞の協力』
(「SAPIO」 8月22日・9月5日合併号)

今回は、2本立て。2本目は、マスコミ批判。8ペ−ジ。

導入部は、暑さに弱い小林を使ったギャグ漫画。2本立てでページ数に余裕がある為か、ページ分のネタが無かったのか…^^;。

『李登輝学校の教え』からの引用から、マスコミ批判へ。


(本文、まだです。)



今回のゴーマン
ごーまんかましてよかですか?
ノイズィ・マイノリティは 「市民」ではない!
マスコミは 世論を でっち上げている!
やつらは 民主主義の 破壊者である!

(おまけ)
・ 「小林よしのりとゴーマニスト・パーティー」に行って来ました。 楽しい会でした。一番印象に残ったのは、唯一の祝電が業田良家氏だった事。



mark 『第149章 個のない教育委員がファシズムに加担する』
(「SAPIO」 9月26日号)

今回は、「つくる会」教科書採択の結果について。8ペ−ジ。

小林は、終戦(敗戦)記念日前、ぎっくり腰で1週間寝ていたようだ。

朝日新聞に載った、大江健三郎の意見について。

朝日新聞が 「弱い者、狙い撃ち」 というスキャンダラスな タイトルで 大江健三郎の意見を 載せたことだ! これには驚いた!
朝日と大江こそが 障害者を「差別」 しているのである!
微妙に、意味がずれているような…。

これらのことがらは 他の教科書には 書かれていない ことなのだ!
単なる 歴史事項の 丸暗記でなく
現在の日本が どうやってできたか 説明できる 本物の教養を 養護学校の生徒は 学ぶチャンスを得た!
わしは 朝日や大江のような 自覚なき「差別者」 が嫌いである
障害者にも 日本を背負える 者は出現すると 思う!
これを見る限り、『新しい歴史教科書』を読むと「もりもり愛国心が芽生える!」「驚くほど、日本人である事に誇りが持てる!」って感じですね。誇大広告のような感じもしますが^^;。

そこまで、教科書を精読する学生って少ないでしょうし、歴史好きならば、他の本も読むだろうし。

定番になりつつある、「わし説」。

「市民」になりすました「左翼過激派・プロ活動家」の妨害工作と、それを無批判に垂れ流す「マスコミ」への批判。

マスコミは韓国と 日本国内の左翼勢力に 味方して 「つくる会」を悪とする 「空気」を作り上げた!
「つくる会」の教科書を 採用しようとする 教育委員には どんな圧力をかけてもいい 脅迫も許される 「つくる会」のメンバーには テロも許される
これは 「言論封殺」の ファシズムでは ないのか!?
ここでは、「サヨク」ではなく、「左翼」を使っています。

「市民団体」すべてが「左翼過激派団体」だとは、思えないが。しかし、「言論封殺」の圧力は、感じますね。

極端に走るのは、やはり危険な兆候でしょう。
「つくる会」への放火事件を、「ザマーミロ」「自業自得」と考えている人がいるとすれば、日本の民主主義に危機感を覚えざるを得ないですね。

自由な言論空間を作ろう!

久米宏や清水建宇といい テレ朝のやつらは 「全体主義」を 欲望しているのだ!
異論を許さぬ 「言論封殺」ファシズムの なんという凄まじさだ!
怒ってます、怒ってます。

特に栃木の下都賀地区が 一旦「つくる会」の教科書を採択し 妨害団体の圧力に屈して 決定を翻してから後は なだれを打つように 「事なかれ主義」の大人どもが ファシズムに迎合して 「つくる会」不採択を決定していった
わしは失望した やはり「個」のある人間など いないのだし 朝日新聞もサヨクどもも 「個」のある人間など 望んでいないのである! これが日本人の体質である
実際問題として、私に採択権があったとしても、『新しい歴史教科書』は、最初っから除外して考えたでしょうね。そういう圧力は確かにあったと思います。

『戦争論2』について。
きっと英霊たちが わしに望んだのだろう
描き終えるのを 少し待って 今年のマスコミの 手口や 靖國参拝の結果まで 見てくれと
確かに書き足しておかねば ならぬことが一章増えた

8月15日 深夜から 不思議なことに 腰痛が引いてきて 歩けるようになった
しかし 8月15日を過ぎた ある朝 気づいた! 痛い箇所が 腰ではない!
もっと下だ!
8月15日(終戦記念日)に、拘っている所から、腰痛は何かの隠喩か、何かのアリバイ作りなのかもしれませんね…。

今回のゴーマン

ごーまんかましてよかですか?
わしは 絶対に マスコミのファシズムに 負けない!
日本人の 「事なかれ主義」を 許さない!
『戦争論』を 完成させたら ただちに教科書問題でも スペシャルを作る!
「つくる会」も新体制で リベンジするぞ!
ちょっと 単純すぎる か? うるせーー

髭面で、疲れ切った顔をしてます^^;。

(おまけ)
・ 「小林よしのりとゴーマニスト・パーティー」誌上報告。
パーティーの模様が、カラー3ページで紹介されています。結構、詳細に書かれています。


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