ネット『ペポ』6号
嫌いなストーリー ・ キャラクター NO.131 筆名前 以前のテーマに「好きなストーリー」というのがあったので、それの対として 「嫌いな話、キャラクター」を募集したのですが、いざ自分で書こうとすると、 結構難しいですね^^;。 とりあえず、「嫌いなストーリー」という事で真っ先に思い浮かぶのは、やはり 「カリン登場編」(第53話〜55話)でしょうか。 ラストシーンのカリン復活ですね。 自己犠牲を描くで安易に「お涙頂戴」しようとした事は、100歩譲って理解で きたとしても、今まで「命の大切さ」(かけがえの無い命、一度しかない命)を 訴えてきた『サジタリウス』において、死者復活は逆に「人命軽視」に繋がり、 サジタリウスの世界観自体を潰しかねない非常に安易で危険なストーリーであった と思う。 嫌いなキャラクター: 嫌いと言うか、非常に不遇なキャラクターとして、「パラドン編」(第47話〜 49話)のおじいさんがいる。 彼も、特にストーリー上で必然性がある訳でもないのに、ほとんど投げやりに 「感動(?)」させる為、あっけなく殺された感じがする。物語の終盤でも、特に フォローされるでもなかった。 いっそ登場しなかった方が彼の為にも幸せだったのではないかと思わせるもので した。 --- ohkubo.toshihiro@nifty.ne.jp